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当時、幼稚園のマフィアだった俺は何故か
鼻たれ小僧のたくみ君と親しくなりました。
鮮やかな緑色でした。
そんなある日、
たくみ君に呼ばれ幼稚園の裏の植え込みに連行されました。
「絶対に口を割るんじゃねぇ。 バラしたが最後、命はないと思え…」
とは言われませんでしたが
絶対内緒とのこと。
(バラしちゃうもんね☆)
と思いつつも
冷静沈着
パンツにうんこ付着
で有名な悪ガキは
「絶対内緒にするよ!てへ♪」
なんてできもしない約束をして秘密の花園を見せてもらいました。
(ナニコレ?)
そこには、たくみ君が幼稚園付近で拾った
綺麗な石、乾電池、ビー玉
ビール瓶の蓋etc…
などが所狭しに並べられていました。
た「すげぇだろ!?」
俺「あぁ…」
期待させといたクセに収集癖のあるカラスの巣みたいなもん見せられた俺は怒りに任せて
帰りにたくみコレクションを
蹴散らしてきました。
次の日
たくみ君は口を聞いてくれませんでした。
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