仏壇に歯ブラシ

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歯磨きライフがスタートしました。 洗面所で30分も歯を磨く私を家族は怪訝(けげん)な目で見ていました。 歯周病は父はすでにかかっており、すでに総入れ歯なのですが、私のように熱心に、もしくは異常に歯磨きすることはありませんでした。 歯周病知らずの健康な歯の持ち主である、母と妹は勿論のことです。 歯周病を明かすと、彼らは納得しましたが、半ばあきれていました。 あの当時、私は1日一時間半歯磨きに過ごしていたのですから。 衛生士に指導された通り、ブラッシングするとたちまち白い歯ブラシが赤く染まりました。 歯ブラシは歯科医に奨められたものを新たに新調しました。 それまでは市販の、毛が緑色のブラシを使っていました。私は、それを悔やみました。 白い歯ブラシを使用していれば、もっと早く私は歯医者を訪れたことでしょう。 血がひきたつのは白なのです。 緑色のブラシが血に染まっても、あまり目立たず、さほど恐怖を与えないのです。 真っ赤に染まった歯ブラシで、衛生士に言われたように、歯と歯茎の間を丁寧に磨きます。 血が出るので、ブラシの力加減がわからなくなります。 歯茎が血を流すに連れ、強く磨き過ぎているのではないか
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