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戦闘員がうじゃうじゃいる中、勇斗とさゆりは見つからないようにデストロン本部内の潜入に成功した。
勇斗
(なあ、さゆり!残り2つのベルトどこにあるんだよ。戦闘員に見つからないようコソコソと部屋を開けてるけど?)
さゆり
(わたしがわかるわけ無いでしょ!わかったらとっくにXTOベルトと一緒に3つとも持ち出してるわよ!)
勇斗
(あぁ!もうコソコソして探すのめんどくせー!XTOに変身して戦闘員倒しながら探した方が速いんじゃねえの?)
さゆり
(勇斗がそれでいいなら構わないけど戦闘員何人いると思ってんの?)
勇斗
(50人とか100人くらいだろ?)
さゆり
(はぁ。それで済んだらどんなにいい事か。)
コソコソとおしゃべりしながら見つからないようにデストロン本部内を歩いていると背後からさゆりに話しかける人が現れた。
?
(さゆり様!ご無事でしたか!)
さゆり
(メオさん♪メオさんこそご無事でなによりです!)
勇斗
(誰この人?)
さゆり
(勇斗より頼りになる私の執事♪メオさんです♪)
勇斗
(あっそ。じゃあそんな頼りになるさゆりの執事さんはベルトの場所どこにあるか分かるんですか?)
メオ
(わかりますよ。ご案内します!)
さゆりの執事メオは勇斗とさゆりを連れてベルトが保管してある部屋にたどり着いた。
部屋に着くなり勇斗はメオに話しかける
勇斗
(あのさ、メオさん不思議に思う事あるんだけど一つ確認していいかな?この部屋に来るまでに戦闘員に全く会わなかったけどなんでかな?)
メオ
(それはですね。)
グサッ!っと何かが刺さる音がする
突如メオの舌が鋭く鋭利な物に変わり勇斗に刺さる
メオ
(こういう事ですよ。)
さゆり
(きゃあああああ!勇斗!ねえ勇斗!しっかりして!メオさんどうして!?)
メオ
(こんなにも簡単に連れていけるとは、いやはやほんと愚かですね。貴方がたは。ふっふっふ。)
勇斗
(ふっ。愚かな方は果たしてどっちかな?)
勇斗は即座に起き上がりメオに蹴りを入れる
勇斗
(いやー死んだかと思ったぜ!お腹に分厚い本隠し持っておいて正解だったね!)
メオ
(おのれ!バカにしやがって!ぶっ殺してやる!)
メオの体はだんだんと変化してカメレオンの姿をした怪人となった
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