~雪乃~序章~

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引っ越しも終わり、私とお父さんは買い物に出掛けていた。 思ったよりたくさん買い物をしてしまった。 帰り道、お父さんは両手に二つずつ、私は一つ、買い物袋をぶら下げていた。 袋一つ毎にジャンケンで持つ係を決めていたら、いつの間にかこうなっていた。 父「重いなぁ、2~3個荷物持ってくれよ」 「えぇ~っ!お父さんジャンケンで負けたじゃん(笑)」 父「ほぼ全て雪乃の荷物だけどな?」 「そうだね、お父さん力持ち!大好き(^-^)」 父「…父さん、そんなことじゃ、ごまかされないぞ?」 雪乃の父はまんざらでも無さそうだった。  もう一押しかな… 「やっぱり?でも、もうちょっとだけ!」 父「…ちょっとだけな?」 「ホント!?さすがお父さん!(^o^)」 雪乃の企みに引っかかってしまった父はマンションまでそのままだった…
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