姫華~兆し~

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姫華は冷静なフリをして答えた。 「急にどうしたの?」 壮介「勉強終わっただろ?」 壮介は姫華の後ろ、ソファーの間に体を滑り込ませた。 「まだちょっとあるから後でね」 壮介「くっつくぐらい、いいだろ?」 もっとするかと思ってました… 「それならいいけど…」 壮介「“それなら”って? 何か別の事を考えてたの?」 「えっ!?…じゃまとか…」 壮介が揚げ足を取る時は 壮介「どんな邪魔?」 「どんなって…邪魔は邪魔でしょ…」 壮介「“後でね”って言ったじゃん?勉強以外に何の邪魔するの?」 「そういう事じゃなくて…」 壮介「勉強の後何するつもりだったの?」 やっぱり…エロい事…って言わせる気だ…
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