595人が本棚に入れています
本棚に追加
マンションに着くと
さすがに可哀想かな?
と思った私は少しは持ってあげようと思った。
「そろそろ荷物持つよ」
お父さんは“今さら?”と言いたげな表情で
父「……全部な?」
と無茶を言ってきた。
「えっ!?…持てるかな…」
父「がんばれ。W」
そう言うと荷物を渡してきた。
「ちょっ!重…い」
父「エレベーターまででいいぞ」
「が…んばる~」
断るのも気が引けるし…ってかたどり着ける??エレベーターまでは10メートルくらい?だけど…
両手に荷物を抱えた雪乃は足がプルプル震えていた。
こんな姿、誰にも見せられない…
ぅわっ!エレベーターの前に人がいる!うぅ~気づきませんように…ってか、お父さん待って!ごめんなさい!もうしません!(泣)
最初のコメントを投稿しよう!