お泊まり。

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朝になった。 チュンチュン…小鳥が元気よく鳴いている。 「ふぅ…」 結局寝付けなかった…そのおかけで顔には隈ができてるし青ざめてるし…ゾンビ状態だ。 「おはようございます!!キズナさん~」 観春も起床。 「どうしたんですか!!?その顔!?」 「あぁ…寝不足で…昨日寝付けなかったんだ」 「そうなんですか…可哀想に…」 無論。あんたのせいなんだがな。 「キズナさん!これどうぞ!!」 鞄から取り出して俺に差し出した。 「目薬か…。ありがとな」 こんな気持ちでもはっきりうれしい。 「その…観春、ちょっと質問していいか…」 「はい?なんですか?」 俺が聞きたかったことは… 「昨日なんの夢見ていたんだ?なんかずいぶん…うなって」 「………っ!……えっとぉ…その…」 ちょっと照れた感じてはあるようだ。ちょっと顔が赤み帯びている。 「………夢にお兄ちゃんが出てきて…あぅ…」 はは~ん…面白そうだ。いじってみよう。 「そのお兄ちゃんが?どうしたんだ?」 「私にぁ♪★@※♯≠~」爆発した。 相当恥ずかしいようだった。 凄く気になるがまぁこれ以上やめておくか。 「とぅ!!」 首を軽くチョップ。 「はっ私はいったい…ここはどこ?私は誰…」 何ぼけてんだ。ここは俺んち。お前は永松観春だろ? 「あはは…そうでした~。」 こいつ大丈夫か?ホントに…
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