100人が本棚に入れています
本棚に追加
/172ページ
白いそれは、柔らかそうではあるが、丸い塊のはず…なのに、反転して見えてくる部分は、今までのツルツルとした様な感じではなく、なにか凹凸のある様な感じ。
眠気が強くなってくる…。
白いそれが90゜ぐらい回った辺りで、急激に眠くなり瞼が重くなってきた…
その時、白いそれが急に速く動いた…
180゜反転した白いそれは、フニフニしたツルツルの丸い塊ではなく、ハッキリと恐ろしくも不敵に笑みを浮かべた老婆の顔があった…そして頭の中に直接声が聞こえた
「もう少しでお前だったのに…」
その声を聞いた直後に意識が飛んだ
最初のコメントを投稿しよう!