248人が本棚に入れています
本棚に追加
朝雅の部屋に残ったのは耀崋、臙、樹理の3人だ。
『臙、耀崋、大事無いか?』
『えぇ、朝雅様もお元気そうで』
笑顔で答えた耀崋に臙も習う。
「問題なんかあらへん。それより、紹介したいヤツがおんねん。」
『ん?そちらの娘御か。臙、そなた嫁を娶ったのか?』
「誰も彼もなんでそないな誤解すんねやろうなぁ…。こいつは樹理。癒眼巫女や。」
朝雅の目が見開かれる。
『やっぱり、朝雅様も驚きますわよね。わたくしも初めて聞かされたときには本当に驚きましたもの』
樹理が頭を下げる。
『分かった。そなたの部屋も用意しよう。耀崋をよろしく頼む。』
『はい、かしこまりましてございます』
最初のコメントを投稿しよう!