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『それはさらにお祈りをしなければなりませんね』
臙はそれを聞いて空を見つめた。
「さ、そろそろ飯が出来る頃や。」
そう言うと、臙は立ち上がって耀崋に手を伸ばす。
その手を取って耀崋も立ち上がると、2人は家に入っていった。
全員で机を囲んで、食事をする。
「明日くらいには都に行こう思てんねんけど、真奈達はどないする?」
『俺たちはもう家もないし、都に俺たちが出来る仕事があるなら行きたいな。』
そう言った俊に他の4人も同意した。
「どないや?ひぃさん」
耀崋は笑顔で頷いた。
『城に来てください。たくさんお仕事はありますから』
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