満霞の想い

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臙は夢を見た。 そこは満霞の部屋だ。いるのは満霞と儷。 儷は満霞を布団に降ろすと、自分も座り、口を開いた。 『満霞。このままでは大蛇はまた復活する。完璧に倒せてないからな』 『やっぱり倒せなかったか…私の力不足だ…また民が犠牲になる。』 『犠牲にならない方法はある。』 『ほんとに?私に出来ること?』 『お前にしか出来ないことだ。』 臙は声を出したかった。そんな話は聞くなと。 俺が化け物をぶっ倒すからと…。 しかし、臙は声を出せず、二人の話は続いていく。
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