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地下からあがったマーテルは足早に布切れを探しそれを地下へ通じる扉にかけさらにテーブルなどを扉の近くに置いた
そこへ一組の夫婦が家の中へ入ってくる
『マーテルさん…ヤンを見ませんでしたか?』二人はヤンの両親だったマーテルは
『ヤンちゃんはココと地下に…地下へ入りますか?』とテーブルをどかそうとした…が、ヤンの父親は
『いえ時間がありません私達も手伝います。』そう言うと扉の前へ大きな家具を運んだ
それから数分後…
防御壁が崩された。
けたたましい音とともに壁が天より落ちてくる!そのぶ厚い壁に押しつぶされる者達がでる。
それと同時に闇から魔物が侵入する。
アムステルダム王は剣を天へ掲げ
『親愛なる我が民達よさぁ戦うときだ!傷ついても隣の民が息絶えてもその屍を越えよ!生き抜くのだ!!』民のけたたましい砲口が上がる!
続けて王は
『騎兵団!死力を尽くして民を守れ!ツヴァイ王国の底力をあの魔物達に見せつけるのだ!さぁゆくぞ!』皆その言葉を聞き、剣を高々とあげ
『我等ツヴァイをまもりし定め死力をつくし民を守らん!』と騎兵団が発する
魔物の群れは中に入り壁をどんどん破壊し地に迫ってくるのであった
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