1 野良猫
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驚いたことに、ニヤが住んでいる場所は僕が住むマンションからそれほど離れていない街だった、車で数時間かかるこの海辺の町までは一人で歩いてきたらしい。 母親と二人ぐらし、父親の所在は不明で。 「学校は?」と尋ねれば普段からあまり行っていない様子だった。 なんとなく複雑な家庭環境にそれほど詳しく聞けなくなってしまった僕は、明日ニヤを家に送り届けると約束し逃げるように早めに床へとついたのだった。
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