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「用がないならさっさと席にもどれよ」
「用があるから話かけてんだろ?……てさ、お前またそれもってきてんの? いつか生活指導に没収されんぜ」
岩城があごで指すのはニヤの持っているブルーオパールのブレスレットだった。
何が気に入らないのか、岩城はニヤがこれを持っているとすぐに不機嫌そうな顔して何かしら言ってくる。
「うっせ。 わざわざ、そんなこと言いに来たのかよ?」
「ちげーよ、これ、お前にやろうと思って」
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