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ニヤが泣きやむまで、ずっと背を撫でながら抱きしめてくれていた岩城は、ニヤを自宅まで送ったあとポツリと「今までずっと好きだった」と、ニヤに告白した。
ニヤはその場で答える事が出来ず「後日返事をする」。
それだけを伝えて、自宅へと逃げ込んだ。
何時ものように自分の部屋ではなく、玲の部屋に行き、そのベッドの中に潜り込む。
罪悪感を埋める為に自分を引き取った。
それを聞いた時に怒りを感じなかった訳ではない。
ただ、今は玲の幸せの為に何が出来るだろう。 そればかり考えていた。
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