『第一章』

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お父さん 江 『貴方が旅立って気付けばもぉ2年もたってしまいました。 貴方亡くなったあの日から私ゎ貴方の死を受け入れられずにいます。 貴方に最後の別れも言えず、未だに貴方の墓前に立つことすらでしません。 貴方の事を考えると悔しさに情けなくなります。 貴方に言われた言葉。 「家に帰ってきなさい」 ずっと帰れずにいました。 帰ると貴方が居る様な気がして…でも帰るといなくて。 私ゎその度に後悔と情けなさに襲われていました。 貴方が死んだ後母に少なくても週一ゎ帰ってきなさいって言われてました。 貴方がいない現実が悲しい。 私ゎ貴方を間接的に殺してしまった気がしてなりません。 でも誰も私を責めません。 それがさらに苦しくて、恐くて…私ゎ逃げています。 最後の別れも言えない情けない私です。 貴方がいなくなって、親不孝しかしていない私です。
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