3.決意

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「…朝。」 監禁されてから2日目の朝を迎えた。 元太は昨日全然眠れなかった。 あれこれ考えながら、これからについて考えていたが、とうとう答えには辿り着かなかった。 「それにしても腹が減った…。」 もちろん昨日から何も口にしてはおらず、なんでもいいからとりあえず腹いっぱい食べたかった。 本当に20日間監禁去れたら、空腹で間違いなく死ぬ。その前にこの湿気だ…この部屋は窓一つしかない。しかも開けることすら出来ない。常に暑く、昨日よりか遥かに暑さを感じる。 このままじゃすぐに脱水症状に陥ると思い、日陰の部分に移動し、考えてごとをした。
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