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ある日、両親が出掛けて薮君が泊まりに来た夜、喉が渇いて翔央の部屋の前を通ると…
「…ァっ…しょおっ…翔央…ッ…!」
数センチ開いたドアから漏れていたのは愛しい人の乱れた甘い声。
いけない、とは思いながらも体は正直で
僕はドアの隙間から2人の行為を覗いた。
『 ナ ン テ キ レ イ ナ ン ダ ロ ウ …』
素直にそう思った。
というよりは嫉妬心よりもそちらの方が勝っていた。
同時に一瞬ザワリと胸騒ぎがした。
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