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ガラッ
「おはようございます。田口大貴です。」
「あっ!おはようさん!
君が田口大貴君?」
職員室の扉を開けると1人の先生が駆け寄って来た。
おそらく担任だろう。…教師に見えないくらい派手な服装だけど。
「はい、これからよろしくお願いします。」
「担任の安田章大や!
よろしくな大貴君。
…あれ?ご両親の方は?」
「両親は来れません。多忙ですので。」
「えっ!いっ、いくら多忙やからって転校初日ぐらいは「先生、そういう家庭の子も世の中にはいるんです…
大丈夫、俺は違いますから。
こちらが必要書類です。」
と、少し大きめの封筒を渡す
「あっ…お、おおきに…」
担任は少しかしこまると封筒を受け取った。
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