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「両親が多忙って…
いくらなんでもやろ?」
「それにあの傷も気になるな…」
「これ…」
「どうしたん?大倉先生。」
「あの子…前の学校の申し送りから注意事項が出とる。ほら」
そう言うと必要書類の中の一冊の冊子を渡した。
「これって…」
「俺もニュースで見たで!」
「大貴君…『あの事件』の関係者なんか…」
「まだ子供やし心の傷にならんとええけど…
あの顔の怪我も気になるな。」
「安田大丈夫やろか?」
「ですよね渋谷先生…アイツものんびりしとるからなぁ…24でまだ猫耳(ミミ)付いとるし。」
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