vol.2

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校門を出ようとしたその時 ―ガシッ!―― 「どうした大貴 なんで泣いてるの?」 急に見知らぬ男に腕を掴まれた。 振り払おうにも力が強い。 「誰が? 泣いてるだと!?」 「大貴が。」 「泣いてねぇよバカ!! 手を離せよ!アンタ誰だ?」 「…俺のこと知らないの?」 「知るか!離せってば」 「大貴が迎えに来てくれないから、来ちゃったのに。」 あっ!コイツ猫耳がない、『オトナ』だ…!!  
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