チベット問題とは?

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ことの始まり… 昔々、チベットという仏教国がありました。その国は、代々ダライ・ラマと呼ばれる指導者のもとに平和に統治されていました。 ダライ・ラマは転生により輪廻を繰り返していると信じられていました。 つまりは死んでもまた、生まれ変わってくるってこったな。 1人の少年がダライ・ラマの生まれ変わりとしてダライ・ラマ捜索隊に発見されました。 14代ダライ・ラマの誕生です。 ダライ・ラマはラサと呼ばれる神聖な場所で暮らします。 1949年、隣の大国である中国が攻めて来ました。農奴隷であるチベット民族を解放せよ‼ 中国軍はチベットを解放するという名目で、刃向かう人々をたくさんたくさん殺しました。無抵抗な人々もたくさん、たくさん殺しました。女は犯され、陵辱され殺されました。子供も年寄りも、家畜でさえも、燃やされました。 生き延びた人たちも、殆どの男は去勢され、女は強姦されて、チベット民族の血を薄められました。 中国軍は解放、統合という名の侵略を続けました。 ダライ・ラマは非暴力、反戦を訴えましたが、中国軍は耳を貸しませんでした。 瞬く間に、平和だったチベットは殺戮の国に変わりました。
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