第1章-出会い-

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「…どうしよう…私、汚されちゃった…」           …ここはとある街の、とある学校。   そこには「男」と言う名の男が居た。     キーンコーンカーンコーン……   チャイムが校舎に響き渡る。   先生「それでは今日の授業はここまで! 掃除当番キチッとやって帰れよー …それでは号令!」   委員長「起立! ……さようなら!」     今日は掃除当番の日だ…。 部活も休みの事だし、ちゃんとやって帰るか…     女子「いやマジ掃除なんてやってらんないしぃー!!」 女子2「つか今更雑巾がけ? なんでこの学校モップとかねーんだよっ!! …しかもなんか臭うしっ!」 女子1「こんなボロ雑巾なんて捨てて、新しい雑巾使わね?」 女子2「マジそうしよ!! こんなの使ってられないわー」 女子1「つかいっその事燃やさね?」 女子2「あひゃっ!! いーねそれー!!」     そのやり取りを見ていた俺は、無性に腹がたった。   昔からの「物は大切に使うんだよ」と言うおばあちゃんの教えから、つい女子達にこんな事を言ってしまった。     男「おまえら…それまだ使えんだろっ!! 文句言わないでさっさとやれよ!!」
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