新月の夜に…

生霊について

最近『恋愛』に関して考えさせられる事が多くなっています。

…と申しますのも、恋愛がらみの生霊に関する相談。実に多いんですよ。月の影でも、そのうちの１～２例をご紹介しようと考えています。

私自身も何度か経験していますが、体調不良となり、精神的に不安定となり、視界の端々に何かの影がチラチラ見えたり…生霊に憑かれるとこうなるケースが多いみたいです。正直な話、生きている人間の欲望や執念は、死霊の怨念より恐ろしいものがあります。

生霊被害を受けた場合、霊的に生霊を絶つ方法は色々あるのですが、できる事なら念を飛ばしている本人に理解して止めていただきたいものです。生霊は本人の知らないうちに飛んでしまうものですが、あまりに強く念じる事により、想念が相手に飛んでしまう訳ですので、飛ばしている本人が知らないわけはないのです。元々霊的な力が強かったりする人の場合、飛ばされた側の被害は深刻になります。

知らないうちに飛ばしてしまうから仕方がない…そう言われますが、ちょっと待ってください。そもそも尋常でない程強烈に相手を思うから念が生霊として飛んでしまうわけであり、生霊を飛ばしたくなければ強烈に思う事を止めればよいのです。生霊事件の場合、私の経験した限りでは、そのほとんどが片思いか嫉妬が原因なのです。

どんなに相手を思っても振り向いてくれない。それどころか自分を避ける。下手すると相手は他の異性と仲良くしている。こういうパターンが一番生霊を生みやすいようですが、それって、何かおかしくありませんか？　このパターンだと、どう考えても恋は成就しない。つまり、相手にその気はないのです。事実、私の知りえた生霊事件の大部分がこのパターンでした。

あるとき上の方から言われました。

『好きな気持ちを相手に押し付けるのは愛ではなくエゴである。』

この言葉。グサグサと自分の心に突き刺さりました。
わかっちゃいるけど、自分の好きな気持ちをついつい好きな相手に押し付けちゃうんですよね。
私もまだまだ心の修行が足りません（汗）