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○○高校二年のクラス替えがおわって、最初の授業の日、席が窓側で一番後ろの席になった、瀧本竜哉(たきもとたつや)は窓の外を何となく見ていた。
すると、正門から走って登校する女の子を見つけた。
その時先生が、「瀧本！お前初日によそ見か？」
クラス全体に笑いがおこる、そして竜哉は隣の席が空いてるのに気づき「先生！隣の人来てません」
先生は頭を掻きながら「えぇっと石川祥子(いしかわしょうこ)か…欠席の連絡はないようだが…」
すると、すごい足音の直後、引き戸があき 息をきらせながら祥子が入ってきた「すみませぇん、遅刻しましたぁ」
先生は呆れたように「良いから早く席につけ」
そして竜哉の隣に座ると竜哉をじっと見て「はじめまして、あたし石川祥子、祥子でいいよ♪」
竜哉はいきなりのことでビックリして「…‥俺、竜哉…瀧本竜哉よろしく。」
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