勝るもの

14/21
前へ
/133ページ
次へ
『ビックリだよな~あの優等生が中里輝だったなんてな…』 輝が見えなくなると浩平がボソリと言った 『浩平 なんで知ってるんだ⁉』 俺はティッシュで血を拭き取りながら言った 『お前等 喧嘩してる時に言ってたじゃん 多分 皆もぅ知ってるんじゃないか⁉』 俺は少しマズイ事をしたと後悔していた 輝がまた変な噂が流れてしまうんじゃないかと… 俺は俯いて輝の事を考えていた ポンッと俺の肩に手が置かれる 『まぁ いいんじゃね⁉アイツが誰でも 俺等は俺等で北川輝に興味を持ったんだから 噂なんか関係ないよ』 っと孝志が笑って言った
/133ページ

最初のコメントを投稿しよう!

60人が本棚に入れています
本棚に追加