6/10
前へ
/133ページ
次へ
『あっそぅ言えば颯太学校で見なくなったな…』 俺は颯太の事を思い出しながら珈琲を飲んだ 『…タチ悪い奴って⁉』 浩平が鞄から煙草を取り出しながら聞く 輝はそれを見て無言で灰皿を出した 『去年卒業した先輩に 長谷田っていただろ⁉ どっかの組のチンピラとつるんでるらしくて…颯太も一緒にいるらしいぞ』 孝志も煙草を裏ポケットから取り出して火をつけながら話した 『まっ 俺らにゃ関係ないな…それより俺等も3年になったら進路考えなきゃな~…』 浩平がゴローンと床に寝そべって面倒臭そうに言った
/133ページ

最初のコメントを投稿しよう!

60人が本棚に入れています
本棚に追加