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転校生として注目を浴びた私には、すぐに友達が出来た
毎日学校には来ていたけど授業にはあまり出ず、愛や他の友達としゃべったり…
隆史と一緒にサボったり…
そりゃぁ~もう、これでもかってぐらい自由にしていた
愛と新しく出来た友達の城戸 遥菜[キド ハルナ]と一緒にサボり
最近では、よくこの3人でつるんでいる
遥菜は、美人だけど笑うと、まだ可愛らしい幼さが残っていて、本当にツボを刺激される←
愛に遥菜…
私の周りには何でこんなに可愛い子が多いんだろ…
そう思いながら、ボーッとしていると愛が可愛らしく、ツンツンと制服の裾を引っ張ってきた
愛「梨~杏っ!!
今日は放課後どうする~?」
それと同時に聞こえるのは、愛の可愛い声
この子…一体どこまで可愛くなるつもり?
梨「う~ん…今日は隆史の家に行く約束してるから…
んで、ご飯も作んなきゃいけないから…遊べな~い;;」
愛「えぇー!!!!
また隆史クン!?もう~!!」
遥「…ってか隆史クンとはただの幼さなじみなんでしょ!?家行ってご飯って…仲いいんだね~♪」
遥菜がニヤニヤしながら私を見る
何だ…その目は!!
梨「残念ながら、本当に私と隆史はただの幼さなじみってだけですからー」
遥「ふーん…でもあっちはただの幼さなじみなんて思ってないんじゃないかな~??」
梨「…??」
キーンコーンカーンコーン
下校を告げるチャイムが響く
結局、私達はあの後もいろんな事を話したり…寝たりして…授業には出なかった
まぁ…いつもの事なんだけどね?
ガラガラ…
不意に私達の今いる、溜まり場の空き教室のドアを開ける音がした
それと同時に顔を覗かせたのは…隆史
隆「またサボりかよ;;
お前ら、いい加減授業ぐらい出ろよな~…梨杏帰るぞ。」
そういって私の軽い鞄を手渡してくる
梨「あッッ!!ありがとー☆愛、遥菜、じゃあ!!」
バイバ~イと大きく手を振る愛と遥菜に手を振り返しながら、教室を出て靴箱に向かった隆史の後ろ姿を追いかけた
梨「隆史!!スーパー寄って行こ!?」
隆「…晩飯ハンバーグ作るなら寄ってやってもいいよ」
作るのは私なのになぜか偉そうな隆史
…仕方ない
ハンバーグ作ってやるか~!!
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