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──…
ポンポンとかごにミンチや玉ねぎなどハンバーグの材料を入れて行く隆史の隣で私は…
バニラアイスにするか、イチゴアイスにするか悩んでいた
隆「…オイ…いつまで悩んでんだよ!?」
梨「だって…どっちもおいしそうなんだから仕方ないぢゃん;;」
隆「…(;´д`)
…俺がバニラでお前がストロベリー、んで半分すればいいだろ?」
梨「おぉ!!うん☆」
会計を済ませて外にでる
外は真っ暗だった
でもあいにく私は、暗い所がダメなんていう可愛らしい一面は持ち合わせていない
むしろ慣れている
なんて言ったって族の元総長☆
去年までの話だけど…
だからちょっと地元じゃ、有名だし、もちろん、裏でも有名
隆史は私が族の総長していた時の副総長だった
なぜかいきなり族を辞めて、姿を消したけど…
理由は分からなかったが、隆史の意思が強かったから私は何も聞けなかった
だから私はこうやってまた隆史と過ごせる時間が貴重
しばらく歩いていると綺麗なマンションの前に到着した
ここが隆史の家らしい
隆史の家に来るのは初めて
隆史は一人暮らしをしていて、ご飯は主に外食かコンビニ弁当という事を、私のお母さんが聞きつけて私に隆史の家に行ってご飯を作って来るように言った
意外に家事はできる私
もちろん食べる方も得意☆
チーン
着いた事を知らせるエレベーターの高い音
どうやら、隆史の部屋は最上階らしい…
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