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隆史は、まだ少し顔が青く寝ぼけているのか、フラフラしながらリビングに入って来た
そんな隆史に半分呆れながらも、隆史を早く座るように促す
「「いたただきまーす」」
私のハスキーなアルトの声とちょっと低めの隆史のテノールの声が綺麗に重なった
隆「…ん!?…うまい(((・・;)」
いかにも予想外だったという感じの反応を見せる隆史
…あ?
梨「(怒)」
そんな私の変化にコンマ一秒で気がついた隆史
さすが、副総長していただけある
隆「いやッッ!!!!梨杏の事だから何か余計な物混ぜてんじゃないかって思って!!
…あッッ!!やべッッ;;つい、本音が;;;」
が…、既に時遅し
周りにドス黒いオーラを放ちながら私は拳を震えさせていた
私は立ち上がり隆史の隣まで行くと、立ち上がってオロオロと言い訳を考えている隆史のお腹
…いや、正確にはみぞおちという急所にパンチをお見舞いしてやった
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