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「…梨杏??」
ふと右の方から、小さな声がした
声の主を見る
…………はッッ!?!?!?
梨「隆史!?」
男はコクコクと頷いている
…まじッスか!?
隆「やっぱ梨杏だよな!!…まぢビックリしたし…
梨杏に似てるって思ってたら本物だし!!」
今目を見開いて、驚いているコイツは金江田 隆史[カナエダ タカシ]
私の…幼なじみ
そして喧嘩も強いから去年ぐらいまで族の元副総長をしていた
梨「隆史ってここの高校行ってたんだ??知らなかったー!!!
たまには連絡してよ??
心配するじゃん!!ってか、まだ不良やってんだ??」
そう言った私は隆史のオレンジっぽい髪に触る
隆史は少しうっとおしそうにした後、私にされるがままになった
隆「ちゃんと真面目に学校行ってるしッッ!!!…時々サボるけど…」
梨「アハハ…そーゆーのを不良ってぃぅんだよ」
隆「今度一緒にサボらね??」
梨「サボるに決まってんじゃん」
その後のHRの時間中、隆史といろんな事をしゃべった
──…
「起立!!礼!!」
その号令を合図にHRが終わる
それと同時に2個前に座っていた子が勢いよく私の所に向かって来た
……!?
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