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「うわぁ凄い!本物の泥棒みたいね♪」
お母さんはそう言って相手に拍手している
いや…泥棒って言うより変質者に見えるの私だけ?
「あ…ありがとうございますっ!!」
そう言ってまた頭を勢いよく下げたせいで机に頭を打っていた
そこ喜ぶところじゃないんじゃ…
しかもデコのたんこぶの大きさが半端なくデカいし…
「ちくしょ―!なんで机が近寄るんだよぉ;;!!くっそ―!!」
そう言うと持っていた水鉄砲を机に撃った
…と思ったらなぜか私のほうに水がとんできた
まぁ私は間一髪でよけたけどね
なんかムカついたから一発蹴り入れてみた
「ぶほっ!!」
相手は下に倒れこんだ
「おぬし…なかなかやるの…」
どこの人だよ
「うおっ!もうこんな時間;;じゃまた夜に来るからなっ!!覚えとけよ!コノヤロ―!!」
そう叫ぶと持っていた水鉄砲と身に付けていたサングラスとマスクを丁寧に風呂敷に入れると走って家を出ていった
………いったいあの人何しに来たんだ?
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