一夜の犯行☆の巻

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    とにかく戒は何者なのか―…   聞こうとしたけどなかなか怪我が酷いため手当てしてあげる事にした     『ほらっ…手当てするからここ座って』   沙羅は救急箱を置いて戒にそう言った     「えっ…いいの!?」   戒は意外そうな感じでそう尋ねた     『いいから!はやく座って!!』   沙羅がきつめの口調でそう言うと戒は素早くそこに座った     『でっ…あんたいったい何者?なんで私の部屋に?』   沙羅は手当てをしながらそう言った     「そ…それは言えな…」    『あぁ!?』   間を入れずに沙羅はそう言った     「……じゃぁ…誰にも言わないって約束で;;」   戒は泣きそうな表情をしてそう呟いた     『わかった…誰にも言わないから』     そう言うと戒はいったん深呼吸をしてゆっくりと話し始めた    
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