ギスギス女と野獣

7/11
前へ
/76ページ
次へ
本郷はいつもより少し高めの声で「そうか?まっやはり真に男らしい身体は俺ぐらいだろうな。他の先生方は少々運動不足で余分な肉が付きすぎているよ。お前はようするに俺の肉体があのなんといったかミケ、ミケ、…三毛猫ジェロニモみたいだと言いたいのだろう。」と自慢気に言った。 明は少し苛立ちながら「三毛猫ジェロニモじゃなくてミケランジェロでしょ!」と言うと 「そんなに時間かかりませんから」と促した。 本郷は「うーむ先生も大変忙しいが勉学向上の為なら仕方ないな」と言うと、ついてこいと手で合図をすると先に歩き始めた。
/76ページ

最初のコメントを投稿しよう!

19人が本棚に入れています
本棚に追加