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『悪夢 or 真実?!』
爽やかな朝を迎えた八戒。ふと隣を見ると、そこには愛しい恋人が眠り続けていた。
「――まだ、起きないんですか?」
そっと手を伸ばして顔を隠していた髪の毛をどかす。
そのサラサラしている髪の毛を手に取り、優しく口付けを落とした。
「…ん」
少し身動きはしたものの、起きる気配は全く無い。
「仕方無いですね」
八戒は苦笑してから、まだ眠る愛しい恋人に掠めるようにキスをした。そして愛の囁きを耳元で告げる。
「愛してますよ。
―――…三蔵」
「ハッ!!!!?」
跳び起きるように三蔵は上体を起こす。
「―――…悪夢だ」
そうとしか言えない夢。頭を抱えながらチラリと隣を見ると、幼い面影を残した悟空の姿があった。
「はぁ~……ッ?!!」
目の端に映ったあるモノに、三蔵は目を奪われ振り向く。
悟空の枕になっているソレは、間違い無く人の腕。それを辿っていくとそこには―――
(悪夢だ…)
幸せを満喫しているかのような、極上の笑みを浮かべている八戒の姿があった。
果たして八戒はいつ、どうやって布団に侵入したのか?
さて次回は
『ぷにプニ♪』
こうご期待!!
*☆*☆*☆*
ヴ「…まずは合掌だね」
三「するんじゃねぇ(銃装備:ガチャリ)」
八「今回はけっこう面白かったですよ?でも意外でしたねえ」
ヴ「何が?」
八「三蔵と悟空のCPしか書かない貴女が、僕と三蔵のを書く事に、です」
三「しかも何故俺が受けなんだ(怒)」
ヴ「まーまー。確かに珍しい事でしょ?でも一度は書いてみたかったんだ。実は♪」
三「ふざけんじゃねぇ!!(ガウンッ)」
八「まぁ僕は何でもいいんですけどね(笑)」
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