RIDING ON THE ROCKET

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ピシャピシャと両手で二回、頬を叩きイグニッションキーを回した。 ディーゼル音を響かせながらゆっくりと動きだした。 『動揺し過ぎだよ』 「そりゃあ、驚きますよ」 『まだビギナーなのかな?』 「意外と奥手なんですよ」
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