RIDING ON THE ROCKET

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凌は続けた。 「だから色々教えて下さいよ」 一瞬の沈黙… しまった!という表情の凌に一呼吸置いて和希が口を開いた。 『それ位の年頃は年上に憧れるんだよね』 「い…いや、和希さんだからです!」 笑って流す和希と必死な凌の微妙な温度差を感じながら車は進んだ。 《ロケットに乗って》が車内に流れる。 『これ、誰の歌?』 助け舟に乗って凌はあれこれマニアックな話を始めた。 …あっという間に和希の住まうアパートが見えてきた。
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