小賢しき者、汝の名は…

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人生経験の差が、否が応でも攻め立ててくる様な、今までに無い圧迫感で凌を襲った。 『ごめん和希! 俺… ちょっと乗り物酔いしたかも…』 「ちょっと大丈夫??」 『大丈夫…じゃないかも………』 予定の駅の一つ前の駅に二人は降り立つと凌はトイレに駆け込んだ。
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