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凌はそのまま、まくし立てた
『俺、1ヶ月位前から地下二階でフリーターしてます副島凌です。えーと…』
和希は左胸のネームプレートをつまんで
「林です。
林和希、知ってるよ同じフロアにいるじゃない。」
『えっ!』
「えっ…って、1ヶ月も居て気づかないかなぁ~普通」
『…すみません』
「視野がせまいよ~凌くん、年いくつ?」
『先月二十歳になりました。
和希さんは?』
「初めて話す女性に年聞くかなぁ~普通」
『ああっ、すみません』
「…まぁ、私の方が年上だから《林》さんでね」
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