フリーター生活

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ふと気づくと、いつもの昼ドラは明日の予告が流れていた。 「あっ、私休憩時間二時迄だからお先」 『俺、大体毎日この時間が休憩です。 明日もこの時間ですか?』 はっきりした返事は無く、笑って手を振りながら社員食堂を後にする和希を見送った。 汁無しうどんの様になってしまったラーメンをすすりながら凌は高揚感に包まれていた。
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