☆☆厨房三年生☆☆

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☆☆厨房三年生☆☆

  ようやく先輩と呼ぶ日々がなくなり、毎日が割りと楽に過ごせた   しかし…相変わらずイジメの対象になってた秀樹少年…     しかし、この辺りから流れが変わった     不良少女からいきなり『遊園地に一緒に行こう』と誘われたのだ…勿論、個人的ではなく、女の子三人と野郎三人だ。   俺は戸惑った…俺以外はイジメする野郎だった…でも、ただ券に釣られた格好で行ったりもした   俺は休まず学校に行った…イジメられても平然と出来た     ある深夜に就寝中雨戸に小石を投げつける奴がいて、雨戸を開けた    不良グループが居た     俺を呼んでるんだ…そしてブッとばされるかな…と思いつつ外に出た       そうしたら意外な一言だった      『いままでごめんな』     俺は言葉に詰まった…正直出なかった   親父が吸ってるマイセンに火を着けて皆で吸った    『俺がわるかったんだよ』   何故かさりげなく一言が俺から出た     あの夜は深夜の小学校で朝まで煙草ふかしながら語り合った    
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