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銀臥「ん?茉莉か?…茉莉は…人懐っこくて…何かにつけ俺に付いて来る可愛い妹だったよ…それに…琳樺に会えたのも茉莉のおかげだな…」
璃瑠「のろけはいいから…獣人なのに気にしないの…?」
銀臥「別にのろけてないが…それに獣人だからどうだとかは気にしていない…人種差別をするやつらは愚かだ…」
璃瑠「…そう…」
璃瑠はそれだけ言って黙ってしまった…さて…そろそろ行くか…
銀臥「じゃあ俺は職員室に戻るが…ちゃんと帰れよ?」
璃瑠「………うん…」
俺は教室を出て物陰に身を潜めた…
ガラッ!
教室のドアを開けて璃瑠が出て来る…そしてそのまま靴箱へ…さて…行くか…
銀臥「…一体…璃瑠は何をするんだ…?」
現在いるのは商店街…人嫌いな璃瑠が行かなそうな場所だが…そして俺は尾行中…傍から見れば怪しい奴を追う、怪しいストーカーだな…
銀臥「む…角を曲がったか…」
璃瑠は狭く薄暗い路地に入って行った…俺もそれを気配を消して追う…
しばらくすると璃瑠が立ち止まった
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