第一章

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「お前ら!やっちまゴフゥ!」 璃瑠「…え?」 「だ…誰だてめぇは!」 銀臥「…俺か…?俺はこいつの担任の先生だ!………なんて言ってみたり…」 一瞬で肌寒い路地が冷え切った…しまった…すべった… 銀臥「…まあそれはどうでもいいとして…俺はあんた達がご所望の紅坂銀臥だよ…」 「な…なんだって?!」 「マズい…!ここは一時…」 銀臥「逃がさん…」 ゴスッ!バキッ! とりあえず男達全員を殴って気絶させた… 銀臥「…他愛もない…大丈夫か…?璃瑠…」 璃瑠「…誰も助けてくれなんて言ってない…」 銀臥「…まあ…担任の先生の心遣いだよ…たまたま手が滑ったって事で…」 璃瑠「………………」 璃瑠は俺の言う事に耳をもたず、路地を出て行こうとする… 銀臥「まあ待てよ…」 璃瑠の前に回り込んで歩みを止める… 璃瑠「…………………」
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