第一章

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璃瑠「先生は…」 銀臥「学校以外なら先生じゃなくていいぞ?俺達はもう家族なんだ…パパでもお父さんでも…好きに呼べ…」 璃瑠「うん……お父さん…♪」 銀臥「じゃあ…帰るか…家に…」 俺達は家へと向かった…さて…琳樺になんて言おう… 帰り着いた頃にはすっかり夜中だった… 銀臥「…大丈夫か?」 璃瑠「うん…ちょっと眠いけど…大丈夫…」 銀臥「なんだったらおんぶして行くが…」 璃瑠「平気平気…」 銀臥「そうか……見えてきたぞ…あれが今日からお前も住む家だ…」 璃瑠「あそこが…」 銀臥「ちょっと待ってろ…お前の事を先に言ってくる…」 ガチャ… 銀臥「ただいま…」 琳樺「あ…銀臥…お帰りなさい…」 なんと琳樺はテーブルに置いてある晩飯の番をしているではないか… 銀臥「あぁ…すまんな…こんな夜遅くまで…」 琳樺「ううん…別に大丈夫だよ…それで?後ろの子は…?」
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