第一章

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銀臥「あぁ…実はな…かくかくしかじか…」 俺は今までの事を伝えた…かくかくしかじかで伝わるのは仕様だ… 琳樺「…なるほど…つまりその子を引き取って来たって訳だね?」 銀臥「あぁ…大丈夫か?」 琳樺「…僕は構わないよ?そんな子を追い出す訳にもいかないしね?」 銀臥「あぁ…璃瑠…こっち来て挨拶しろ…」 璃瑠「………こんばんは…」 璃瑠は珍しく緊張している様だ…そういえば… 銀臥「璃瑠…家の中なんだからコートは脱いだらどうだ?」 璃瑠「…でも…」 銀臥「大丈夫だ…」 璃瑠「………分かった…」 璃瑠はフードを外し、コートを脱いだ…すると… 銀臥「…驚いた…お前も獣人だったのか…」 璃瑠の頭には犬耳が…そしてコートの下に着ていた制服のスカートからは尻尾が… 琳樺「…可愛い…♪」 銀臥「…なるほどな…通りでコートを着ている訳だ…」 璃瑠「…だから…獣人の妹がいるお父さんとしか話さなかった…」
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