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銀臥「…一体…何をしたらこんなにきめ細やかになるんだろうな…じゃあ頭洗ってやるよ…」
璃瑠「うん…耳は…」
銀臥「分かってるさ…伊達に茉莉の頭洗っちゃいない…」
獣人の頭を洗う時は耳に泡が入らない様にしないといけない…これは長年の経験で培ってきた事だ…
銀臥「…お前…髪は自分で切ってたのか?」
俺は璃瑠の頭を洗いながら聞く…璃瑠の髪は俺と同じぐらいの長さで栗色だ…
璃瑠「うん…あまり長いと耳にも負担かかるし…邪魔だしね…」
銀臥「そうだな…流すから目を瞑れ…」
俺は璃瑠が目を瞑った事を確認すると湯で流した…決して前を覗いたりはしていないのであしからず…
璃瑠「お父さん…背中洗いっこしよ?」
銀臥「……まあいいか…じゃあ先に洗ってやるよ」
俺は璃瑠の背中を洗い出した…たまに指に触れる柔らかい肌がなんとも……いやいやいや…俺は何を言ってるんだ…
銀臥「ほら…終わったぞ?前は自分で洗え…」
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