俺のもの。

9/13
前へ
/173ページ
次へ
ミユキ「ぅ…ん…」 起きたのか? 君はまだ寝ぼけたままでキョロキョロしている。 俺は寝顔を見て動揺してたのがバレない様に「おはよ」って言うのが精一杯。 ミユキ「あたし…お酒…カラオケ…が…が?」 目を擦りながら、何か訳わかんない事言ってる…まだ酔ってんのかな? まだ火照ったままのちょっと赤い顔で俺をジッと見てる君… だからそんな顔で見るのは反則だって…… 悪魔「こんなチャンス滅多にねぇぞ?襲っちゃえよ」 天使「ちょっと!!バイトの子を襲ったら捕まるわよ?」 天使と悪魔が頭の中で揉めている―… 悪魔と天使が囁くなんてありえるのか? なんて今まで思ってたけど、本当にそんな感じだ。
/173ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2701人が本棚に入れています
本棚に追加