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ここは海沿いにある個人経営の創作料理レストラン。
あたし(松山 深雪)は、田舎独特のゆったりとした雰囲気のレストランで、のんびりバイトさせてもらっている。
リン「深雪、今日バイトメンバーでカラオケ行く事になったんだけどどうする?」
彼女は高校から友達の凛ちゃん。
ぼんやりしてて失敗ばっかりのあたしとは正反対で、明るくて気の配れるムードメーカー的な存在。
顔も大人っぽくて整ってるし、身長が高く細身だからスタイルも抜群だ。
綺麗なお姉さんって感じ。
ちなみにあたしは身長は152センチしかないし、顔は化粧が全く似合わない童顔だ。
神様って不公平だよね。
ミユキ「凛ちゃんは行くの?」
リン「ん~暇だし。」
ミユキ「じゃあ行こっかな。まだ片付け終わってないから終わらせてくる」
リン「了解」
凛ちゃんはニッコリ笑いながら手をひらひらさせた。
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