俺のもの。

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ユウ「……おやすみ」 君を降ろしてから、俺は唇に手の甲を当てて夢じゃなかった事を確認する。 ――キスの感触がまだ残ってる。 ずっと好きだった子とキスが出来て嬉しい気持ち。 だけど突っ走り過ぎて泣かせてしまった後悔…… ユウ「…クソッ…」 怖がらせたよな? 言い訳かもしれないけど一回りも違う子を相手に、あんな暴走するなんて自分でも思わなかった…。 今のまま見守ってるだけでも十分だった筈なのに、何で関係壊しちゃう様な馬鹿な事したんだ… たくさんのものを失ってしまうのかもしれない。 …だけどこの気持ちは止められない。 好きに なっちゃったんだ―… 今更謝っても遅いかもしれないけどさ… ……ごめんな?
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