男は皆、狼さん。

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てか拓也先輩って今まであんまり喋った事なかったけど結構喋るんだなぁ~ 普段は挨拶くらいしかしてなかったから少し意外。 こんなに良く喋るのは酔ってるから? あたしは、あまり呂律が回ってない先輩の話に相槌をうちながら探偵さん風に推理していた。 ――コンコン。 店員「お待たせしましたー!!」 店員さんが来て、カクテルとか飲み物を沢山置いていく。 ジンとかウォッカとかの強いカクテルはすぐ寝ちゃうからあたしは目の前に置かれたお酒を恐る恐る飲んだ。 ミユキ「ジュースみたいで美味しい…ですね。」 拓也先輩が頼んでくれたのは甘い系のあんまりきつくないお酒だったみたい。 タクヤ「でしょ~!?お姉ちゃ~ん!もういっぱぁい!」 それから―‥ オレンジジュースもどきのカクテル3杯目を飲み始めた頃には‥記憶が…ない。
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